コミュニティ(相互支援体制の確立)

「コミュニティ」とは、地域社会や共同性を指し、人々が集まって形成される集団のことです。具体的には、地域の住民や特定の興味を持つ人々が相互に関わり合い、支え合う関係を築くことを意味します。社会学的には、コミュニティは「人のつながり」や「人の集まり」として理解され、歴史的にも重要な概念とされています。
「相互支援」とは、互いに助け合い、支え合う関係を築くことを指します。特に、コミュニティや団体、または個人同士が協力し合うことで、共通の目標を達成したり、困難な状況を乗り越えたりすることが重要な行為となります。
相互支援があることで、個人やグループの持つ力を最大限に引き出すことが可能になります。
最近では、地域社会や企業組織においても、この相互支援の考え方が広がりを見せています。例えば、ボランティア活動やサポートグループなどがその代表例です。
仲間との触れ合い
コミュニティを作る重要性は、日常生活を営む上でとても大切なことです。
人はだれでも一人だけでは生きてゆけません。だから個人ではできないことを専門家や親身になって応援してもらえる家族や友人知人あるいは自治会や市などの支援団体に頼ることが重要になります。
日常の生活において、積極的な行動をとれる人、その反対に引っ込み思案で消極的な人など様々な性格を持った人がいますので、習慣やルールなどを一方的に押し付けるのは得策であるとはいえません。それこそ、個人の特質や性格に合わせて対応できる仕組み作りが要求されます。
個人的に困った出来事に遭遇した場合、まず自分の力で対応策を考え、適切に行動することが求められます。しかし、個人で対応できない場合は、家族や知人または専門家(企業や市役所など)の力を借りて解決することが求められます。

コミュニティを創ろう(向こう三軒両隣の創生)
隗より始めよ !
「隗より始めよ」とは、優秀な人材を集める戦略に由来する故事成語で、現在は「大きなことを成すには、手近なことから行うとよい」「物事は言い出した者から取り組むべきだ」という意味で使われます。
まずは、コミュニティ(居住地域を同じくし、利害をともにする共同社会。町村・都市・地方など、生産・自治・風俗・習慣などで深い結びつきをもつ共同体または小集団)創りから始めなければなりません。
その手始めとして、向こう三軒両隣の存在が欠かせません。この小さなグループ(小集団)を構築することこそ日常の生活を営んでゆく上でとても大切なことになります。何でもかんでも困ったときは近隣の応援を得て解決することです。といっても、これを構築することは並大抵のことでは実現できません。つまり、考え方や生活態様などの違いからどうしてもなじめない人がグループに入る場合がありますので、融和や協力の精神を発揮してコミュニティの実現を図られることがとても重要なこととなります。
ここでいう「向こう三軒両隣」とは、 自分の家の向かい側にある三軒の家と、左右二軒の隣家で、日頃親しく交際している近隣を指します。これはよくいわれている「隣組の単位」ともなっています。
個人では対応できない事象・案件が発生した場合の解決手順は、①向こう三軒両隣 ②自治会 ③市役所 ④業者 になります。

グルーピング(コミュニティ創り)
- 地域ごと
こま武蔵台全体の集まり
- ブロックごと
班ごとの集まり → 10世帯程度になるように編成
- 向こう三軒両隣 隣近所の集まり → 最小単位は、6世帯が理想

各コミニュティの紹介
1.こま武蔵台自治会
自治会 :〒350-1255埼玉県日高市武蔵台一丁目47番1号
ホームページ:こま武蔵台自治会
https://koma01471.ec-net.jp/wordpress/
電話番号 :042-982-3904
自治会本来の役割を履行する以外に、日高市から委託された役割の二つ(二面 性)があります。自治会本来の業務は毎年総会で審議される内容に基づいて履行されますが、それとは別に日高市からこま武蔵台に委託された業務があります。
特に、「大掃除」と「ゴミ箱清掃」は会員、非会員を問わず履行義務がありますので、自己判断で拒否せず参加してください。
*自治会のホームページにもいろいろな情報が掲載されていますので、必要な項目を選択してください。また、武蔵台地区内には多くの「掲示板」があり、イベントや各種ツールの貸し出しなどの情報が掲示されていますので、それらも参考にして必要な行動をとってみてください。
2.日高市役所
市役所 :〒350-1292 埼玉県日高市大字南平沢1020番地
ホームページ :https://www.city.hidaka.lg.jp/
電話番号 :042-989-2111(代表) ファックス:042-989-2316
日高市が行う行政内容は、ホームページに詳しく書いてありますので、その中から該当する項目を選択して対応してください。
また、日高市が発行し、各ご家庭に配布している「くらしの便利帳」には非常に役立つ案件がわかりやすく記載されていますので、それも参考にして必要な案件は、有料無料を問わず大いに活用してみてください。
その他にも暮らしに役立つ案件がありますので、必要に応じてご活用ください。
病院・薬局、新築・リフォーム、改修・回収、育児・教育 等々
3.専門業者や公共団体
どんな案件でも日高市が発行している「くらしの便利帳」に記載されている機関や業者を中心に依頼してください。
知人や自治会などから紹介された機関や業者も選択肢の一つとして活用することが良いでしょう。
問題なのは、「勧誘」や「広告(ネット、折込など)」等で注文依頼する場合、悪質な行為や詐欺・ぼったくりなどの被害にあわないように、合い見積もりを取るか、業者の信用度(口コミなど)を納得がゆくまで調査してください。
また、向こう三軒両隣や家族・知人の支援を得て対処することも必要です。
少なくとも、解決することが困難な問題が発生した場合は躊躇なく、班長(自治会)や市役所または最寄りの警察 *1 に相談してください。
*1 飯能警察署:埼玉県飯能市大字双柳531
飯能警察署のホームページ:
https://www.police.pref.saitama.lg.jp/kenke/kesatsusho/hanno/index.html
飯能警察署の 電話番号: 042-972-0110